みなさんこんにちは。
広島県で手あみ焙煎コーヒーとプラントベース・グルテンフリースイーツのお店をしているyukaです。
普段からプラントベース(植物由来の食品)の食材を毎日取り扱う私ですが、今回新しくAmazonで【RUDE HEALTH/ルードヘルス】という会社のプラントベースミルクを購入してみました!
早速ラテを入れてみたのですが、結果RUDE HEALTHでラテアートはできます!
味やラテとの相性なども合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考になれば幸いです!
RUDE HEALTH(ルードヘルス)はどんな会社?
食を楽しみ自分らしく生きる。人も地球も良い状態を提案する会社!
RUDE HEALTHは2005年にイギリスで生まれた会社です。
製造する商品は人工的な成分を含まず、できるだけシンプルで高品質な成分にこだわる。プラントベースミルク以外にも、シリアルやミューズリー、スナックバーなども販売。イギリス・EU諸国を中心に普及している会社です。
また、イギリス発祥の国際大会「Great Taste Award(グレート テイスト アワード)2020」において23の味覚賞を受賞し、1つ星の認定。(『おいしさ』を1番の基準に選出するユニークな国際大会)
さらに社会や公益のため事業を展開している企業に発行される民間認証制度、「B Corporation(Bコーポレーション)」の認定も受けています。
みさ
おいしさも認められつつ、社会的にも貢献している会社なんだね!
RUDE HEALTHの取り組む活動
RUDE HEALTHで使用している梱包材は88%リサイクル素材で作成。また、熱帯雨林の伐採が問題とも言われるパーム油を100%不使用。余剰食品は寄付したり、利益の一部も事前活動に寄付されています。
ぴょんた
1つの商品を購入することで、こんなにたくさんの活動を応援できるのは嬉しいね。
RUDE HEALTHのプラントベースミルクにはどんな種類がある?
プラントベースミルクは全16種類
取り扱うドリンク商品は、全て乳製品フリーの商品。つまり、乳アレルギーの方や、乳製品があまり得意ではない方も飲むことができます。
そして驚くことは、その商品ラインナップの多さ!
日本でもプラントベースミルクとして広まっているソイミルク(豆乳)・アーモンドミルク・オーツミルクの取り扱いはもちろんのこと、カシューナッツミルク・ヘーゼルナッツミルク・タイガーナッツドリンクなど興味をそそるニューフェイスなプラントベースミルクも数多く取り扱いがあります。
海外では普及しているがなかなか日本では手に入れることができない商品。それらがRUDE HEALTHには揃っています。
さらに驚くはバリスタ用のプラントベースミルクの豊富さ
みさ
え!さらにバリスタ用もあるの?
そうなんです。この16種類のうち4種類がバリスタ用のドリンク。つまり、コーヒーに合うように調合されているドリンクとなっています。
コーヒーの風味と合うことはもちろん、ラテをする際にフォーム(泡)を作りやすかったりと、プラントベースミルクだからって諦めることがないよう商品開発もされているのが嬉しい。
バリスタ用として販売されているプラントベースミルクは、アーモンドミルク・ココナッツミルク・オーツミルク・ソイミルクの4種類。もちろんこれらはバリスタ用ではない通常商品も別に取り扱いがありますよ!
今回はこのうち、【バリスタ・ソヤ】を購入してみました!
(ソヤ/soyaとは…ソイ/soyとほとんど同義語。ソヤは主にヨーロッパ地域で使われる言葉。大豆から作られた製品のこと。ここでは豆乳を指します。この記事では「ソイミルク」と表記します。)
実際にラテも作ってみたので、コーヒーとの調和についてご紹介していきたいと思います。
RUDE HEALTH barista soya(バリスタ ソイミルク)でラテを作る
商品パッケージから伝わるRUDE HEALTHのこだわり
私は今回Amazonで見つけたのでそのまま購入してみました。1本から購入でき、Prime会員なら送料も無料なので手軽にお試しできるのが嬉しかったです。
とってもおしゃれなバリスタソイミルクですよね。キャッチーな緑とイラストについ目を奪われます。
パッケージにはRUDE HEALTHのこだわり抜いたポイントが記載されています。
乳製品不使用|グルテンフリー|オーガニック|増粘剤不使用
成分表ももちろんシンプル。みていて気持ちが良い気がします。
RUDE HEALTH barista soyaとBonsoy(ボンソイ)を比較する
私が日頃お店で使用しているのはBonsoy(ボンソイ)。こちらもバリスタ用に調整されているソイミルクです。
今回はRUDE HEALTHのソイミルクの特徴がわかりやすいように2つを比較しながらご紹介します!
カップに注いだミルクの色の違い
ぱっと見るとあまり違いがないようにも思えますが、やや黄色味がかったボンソイと比較して、写真左のRUDE HEALTHのソイミルクの方がやや白くみえる印象でした!
ちなみに、スチームしても両者共に色の変化はございませんでした。
フォームが作りやすくスチームしやすい
プラントベースミルクでラテを作る際に、最も気になるのは【フォーム(泡)はできるのか?作りやすのか?】という点ではないでしょうか。
結果、RUDE HEALTHのバリスタソイミルクではスチームがしやすく、
泡もできやすい印象でした!!
ちなみにフォームとは、ミルクをスチーム(水蒸気で空気を取り込みながら温める)することでできる泡の部分を指します。蒸気で温められ泡状になったミルク=フォームミルクがうまく作れると、ラテアートができたり口当たりがほわっと柔らかくなったりします。
ぴょんた
一般的にプラントベースミルクは牛乳よりもスチームが安定しづらく、難しいとも言われているね
泡のキメが粗くなりやすいプラントベースミルクは、ラテアートをすると細いラインが作りにくく、太くてもったりとした泡になりやすい傾向にあります。
だからこそ、プラントベースミルクには【バリスタ用】というコーヒーに合わせやすい、スチームもしやすいよう特化した商品が存在するというわけです。
みさ
なるほど。だから牛乳では【バリスタ用】ってないんだね。
実際にスチームしたRUDE HEALTHのソイミルクはこちら。
ボンソイで普段スチームをしているので、それと同じようにスチームした状態です。普段のボンソイと比較して、少しキメが粗いフォームが出来上がりました。
ただ、普段のスチームをしてみて感じたことはボンソイよりもフォームができやすいという点。少し空気を入れ込んだだけで、泡が立ちやすい印象を受けました。
2回目以降は、ボンソイのスチームより空気の取り込みを少なくしてみるとより艶やかなキメが細かいソイミルクに仕上げることができました!
実際にラテをつくってみよう。ラテアートも描ける!
では、スチームしたRUDE HEALTH バリスタソイミルクでラテアートをしていきます。実際に私が作ったのがこちら!
比較的細い線も描きやすく、大体のアートは描けそうな雰囲気でした。エスプレッソに注ぐと滑らかに流れ込み、ボンソイとあまり変わらない描き心地で使いやすい印象。
ちなみに、写真のラテで使用したエスプレッソはエチオピアの深煎りのお豆です。
ラテアートの注意点。浅〜中煎りのお豆・酸味が強いエスプレッソでは分離しやすい
深煎りのお豆だと比較的ラテアートをしやすい印象でしたが、浅〜中煎りのお豆・デカフェ・酸味が強いエスプレッソの場合は粗いフォームになってしまうので注意です。
これは、大豆に含まれるタンパク質がコーヒーに含まれる酸と反応すると凝固することが原因。もったりとした、ぼてっとしたフォームになってしまうんです。
この特徴はボンソイも同じ。RUDE HEALTHと比較すると、今回のエスプレッソではボンソイの方が分離しやすい状態になりました。
それでも両者ともにラテアートはできるのですが、より細かいデザインをしたい方は深煎りのエスプレッソがおすすめです。
エスプレッソの風味がストレートに伝わりやすい
スチームもしやすく、ラテアートもしやすいRUDE HEALTH。コーヒーと合わさった時の風味はどうでしょうか。
私がボンソイと比較して感じた印象をまとめました。
-RUDE HEALTH barista ソイミルク-
甘さ|柔らかく、まるい印象
香り|大豆の風味をほんのり感じる
舌触り|少しざらつきやすい
飲み心地|ウォータリーでするすると飲みやすい、軽いイメージ
ラテ全体の風味|エスプレッソの風味を感じやすい
※私の個人的感想です。
ボンソイよりも大豆の風味を感じ、自然な香りに癒されます。甘さは有機ライスシロップのみなので、優しい甘さに感じられます。その分、ラテにするとボンソイよりもエスプレッソの風味を感じやすい印象を受けました。
みさ
ボンソイは水あめが入っているからか、豆乳の中では甘さと濃厚さがあるもんね!
どんなエスプレッソを使用するのがおすすめ?好みに合わせて選択しよう
エスプレッソの風味がより感じやすいRUDE HEALTHのバリスタソイ。では、どんなお豆をエスプレッソにすると風味をより豊かに感じられるのでしょうか?
好みに合わせて選択できるので、深煎りと中煎りの風味の違いをご紹介しますね。
|深煎りのお豆を使用
エチオピアの深煎りを選ぶと、エスプレッソの風味をよりストレートに感じることができました。その分ソイの風味や甘さは弱く感じられる印象です。
コーヒーの味をしっかり楽しみたい方には、深煎りのエスプレッソがおすすめです。
また、ラテアートもしやすいのでアートをしっかり楽しみたい方にもおすすめ。
|中煎りのお豆を使用
エスプレッソが明るい印象の風味の場合、ラテ全体も甘さを感じやすくなる印象でした。
それでもRUDE HEALTHのソイミルクは甘さがナチュラルなので、少し物足りないと感じました。きび砂糖やココアパウダーなどでアレンジを効かせ、気分に合わせて調整しても良いかと思います!
また、酸が強すぎるとソイミルクは分離し舌触りが粗くなってしまうので、結果中深煎りくらいがベストかなぁという感想です。
まとめ|ラテアートもしやすい自然な風味のソイミルク
以上、ボンソイとの比較を交えつつRUDE HEALTH バリスタ ソイミルクの特徴をご紹介しました!私の感想のまとめはこちら。
比較的スチームもしやすく、深煎りのエスプレッソであればもっとラテアートをしやすいソイミルク。
グルテンフリー・オーガニック・増粘剤不使用でここまでコーヒーと合わせられる点が魅力。
原材料がシンプルな分、ソイミルクの甘さもとってもシンプル。エスプレッソの風味がより感じられるので、どんなエスプレッソと組み合わせるか、ペアリングを考えるのも楽しさの一つ。
また、甘さが欲しい時はシロップやきび砂糖などで調整しても楽しいですね。
RUDE HEALTH バリスタ ソイミルクは、Amazonで1本から購入可能です。今回紹介したソイミルク以外にも【アーモンド・オーツミルク】/【オーツミルク】もありました。この二つはバリスタ用ではないのでご注意くださいね。
少しずつプラントベースミルクの選択肢が増えてきて、いろんな風味に出会えることに感謝ですね。
今回の記事が参考になりましたら嬉しいです!
ではでは、またお会いしましょう〜!!
yuka
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