みなさんこんにちは。
温かいラテをプラントベースミルク(植物性ミルク)で飲みたい!
そんな時、できればラテアートも一緒に楽しみたいですよね。
みさ
だけど、プラントベースのミルクってアートできるの?難しそう…
ぴょんた
大丈夫、安心して!選ぶ商品によっては描きやすいものもあるんだ!
ラテアートといえば牛乳で描くことが一般的ですが、植物性ミルクの豆乳やオーツミルクでもラテアートをすることができます!(上記のタイトルの写真はソイミルクで作ったココアラテです!)
普段プラントベースのコーヒーショップを営む私、yuka。ソイミルクラテとオーツミルクラテしか淹れないからこそ、実際に使ってみておすすめできるものをご紹介します。
そもそもプラントベースミルクってなんだろう?
【プラントベースミルク】とは、植物性ミルクのことを指します。一般的にミルクというと、牛さんからいただく牛乳を指しますが、近年では植物由来の食品から搾取されるミルクが注目を集めています。
ミルクの種類は以下のように呼ばれています。
第一のミルク…牛乳
第二のミルク…豆乳(プラントベースミルク)
第三のミルク…オーツミルク、ライスミルク、ココナッツミルクなど幅広い(プラントベースミルク)
今回ラテアートをするにあたってご紹介するミルクは、第二のミルクである豆乳・第三のミルクのうちの一つオーツミルクの2つです!
プラントベースミルク(植物性ミルク)でラテアートをするポイント
ポイント① エスプレッソ
クレマをしっかりだそう
まずミルクのお話と行きたいところですが、綺麗なラテアートをするためにはその土台となるエスプレッソも重要ポイント。
エスプレッソを十分に抽出できていないと、プラントベースミルクを注いだとしてもレイヤーがしっかり出ません。(レイヤー…線。エスプレッソとミルクの色の違いで線ができ、模様が見えます)
そのポイントの一つとして、クレマがあります。
みさ
クレマはエスプレッソ表面を覆う、茶色っぽい泡のことだね。
高い圧力をかけて一気にコーヒーを抽出するエスプレッソでは、豆に含まれる炭酸ガスが一気に放出されます。それがクレマの正体です。
私の経験上、クレマが弱いとアートは崩れやすいことが多かったです。
もしクレマが弱くお悩みでしたら、焙煎度合いが深い豆を選択してみたり、焙煎後日が浅い新鮮なお豆を使用してみてくださいね。
ポイント② プラントベースミルクの選び方。バリスタ用を選ぼう
大前提として、同じプラントベースミルクでも商品によってアートのしやすさやコツは変わります。アートをする際に大切な工程であるスチーム(ミルクに空気を取り入れながら、温めていく工程)も重要なポイント。
そもそもスチームしてもきめ細かい泡が発生しにくいプラントベースミルクもあれば、泡が粗くモコモコになりやすいプラントベースミルクもあり、特徴は様々。これはアートが失敗する大きな原因のひとつです。
つまり、大事なことは以下のこと。
コーヒーに合うように販売されている
プラントベースミルクを選ぶ
これが本当に重要です!!
こういったコーヒーと合うように開発されているミルクは【バリスタ用】と書かれていることもありますのでぜひチェックしてみてください。
私はこれまで、スーパーで販売されている豆乳を選んでいました。しかし、コーヒーと合わせると口当たりが粗い印象に変わってしまったり、アートをしようとするとコーヒーとミルクが分離してしまったり、そもそもコーヒーと味が合わないミルクが多く苦労した経験があります…
ぴょんた
ところがバリスタ用のプラントベースミルクにした途端、ラテアートがしやすくなったんだ!
みさ
しかも、ちゃんとコーヒーの味とも合うからラテ自体の完成度に満足感あり!
つまり、商品の選び方が大切。毎日プラントベースミルクでラテアートをしている私から、みなさんにおすすめの商品をご紹介します。
では、実際のラテアートも見ながら詳しくみていきましょう〜!
豆乳でラテアートをしたいならボンソイがおすすめ
コーヒーショップが多く有名なオーストラリア。そこで人気となった豆乳の商品、【BONSOY/ボンソイ】。
日本のコーヒーショップでも黄色くて可愛らしいボンソイを見かけることも多くなってきました。
ボンソイは砂糖・オイルがフリーの商品。一般的な無調整豆乳に比べて大豆の風味が強すぎず、優しい大豆の風味がコクとして感じられる心地よい商品。
私もお気に入りで、私のコーヒーショップでも取り扱いしている商品です。商品詳細は以下の通り。
【原材料名】大豆(遺伝子組み換えでない)、水あめ、食塩、はと麦粉/炭酸カルシウム
【栄養成分100ml当たり】エネルギー61kcal、たんぱく質4.0g、脂質2.7g、飽和脂肪酸0.3g、コレステロール0mg、炭水化物5.2g、食塩相当量0.1g、亜鉛0.4mg、カリウム181mg、カルシウム34mg、鉄0.5mg、マグネシウム25mg、イソフラボン38mg
ボンソイはメーカーさんもラテアートができる!という点を推している商品でもありますので、アートをしたい方にとって安心して使用することができますね。
私が実際にボンソイを使用して描いたソイラテはこちら。
エチオピアの深煎りコーヒーをエスプレッソ抽出し、スチームしたボンソイでラテアートをしたものです。程よく香ばしさが残るラテで、コーヒーの味も際立つ風味で私の大好きなラテです!
慣れるまではもこもことした大きな泡ができやすく、スラスラと描きにくいこともしばしば。緩めにスチームするよう意識すると、かなり描きやすくなりました。
ボンソイはどこで購入できる?
一般的なスーパーマーケットでは販売されていないので、私はいつもAmazonから購入しています。1本売りがなかなか無いのと高価になってしまうため6本売りのものをまとめて購入されるのがおすすめ。(手元に届いて5ヶ月〜半年賞味期限がもつことが多いです。また、開封前は常温保存できるのも嬉しい)
オーツミルクでラテアートをしたいならマイナーフィギュアズがおすすめ
ソイミルクに続いてポピュラーになりつつあるオーツミルク。穀物であるオーツ麦から搾取されて製造されるプラントベースミルクです。
種類も増えて選択肢が広がりつつあるオーツミルクですが、ラテアートをするなら私はマイナーフィギュアズをおすすめします。
イギリスのコーヒー専門の方々が開発したコーヒーのためのオーツミルクだから、エスプレッソと合わせた味は非常にまろやかでほっと一息つける優しい甘さに包まれます。
また、オーガニックというのも嬉しいポイント。ストレートでそのまま飲んでも、コーヒーと合わせても美味しく楽しめるドリンクです。
商品詳細は以下の通り。
【原材料】有機オーツ麦、有機植物油脂、食塩/炭酸K
【栄養成分100ml当たり】エネルギー48kcal、たんぱく質0.2g、脂質2.1g、炭水化物9.5g、食塩相当量0.1g
マイナーフィギュアズはソイミルクのようにぼてっとした大きな泡ができることは少なく、どちらかというとしゃばしゃばとした水っぽい、粗い泡が出来やすいです。
艶のあるきめ細やかなアートをするためには、パックをよく振ってから使用することと、スチーム後早めに泡をしっかり作って後半は大きな泡を潰す工程を作ることが必要だと思います。
みさ
スチームのコツについては別記事にまとめるのでぜひ楽しみにお待ちください!
マイナーフィギュアズで描いた私のラテアートはこちら。
こちらもボンソイ同様、エスプレッソはエチオピアの深煎りで行いました。ボンソイに比較すると甘さが際立つ、クリーミィな味わい。
マイナーフィギュアズはどこで購入できる?
スーパーマーケットでは取り扱いが少ないマイナーフィギュアズですが、オーガニックのお店で取り扱いがあることもあります。
私はボンソイ同様、Amazonでいつも購入しています。1本売りが無いのと、高価になるため3本入り・6本入りがおすすめ。こちらは届いてから約半年以上は賞味期限がもちますので、焦らずゆっくり使用できるのも嬉しいです。
番外編:オーツミルクもうひとつのおすすめ
これまで紹介したボンソイ・マイナーフィギュアズはグルテンフリー対応ですが、グルテンフリーにこだわらないのであれば【OATSIDE/オーツサイド】のバリスタブレンドもおすすめです。
こちらの商品はアレルゲンに小麦を含みますが、バリスタ向けのオーツミルクの中では比較的安価で手に入りやすく、コーヒーとも相性ぴったりな風味を持っています。
【原材料】オーツ麦、植物油脂、食塩、リン酸K、炭酸Ca(一部に小麦を含む)
【栄養成分表示100ml当たり】エネルギー50kcal、たんぱく質0.6g、脂質3.2g、炭水化物5.0g、糖質4.2g、食物繊維0.8g、食塩相当量0.12g
私個人的な意見ですが、マイナーフィギュアズよりもスチームが安定しやすく、非常に描きやすいなぁという印象でした。
コーヒー屋さんでも取り扱っている店舗も増えてきた印象です。
オーツミルクラテを練習し始める初心者さんにもよりおすすめな商品です。
まとめ|バリスタ用のプラントベースでもっとラテを楽しもう!
以上、私が実際に使用しておすすめできるソイミルク・オーツミルクの商品紹介でした!
エスプレッソを適切に抽出し、ラテアートしやすくコーヒーの味とも相性バッチリに製造されているプラントベースミルクを選択し、スチームのコツを押さえればラテアートも楽しくなること間違いなしです!
プラントベースミルクを使って、コーヒー生活も充実させましょう!
ではまた〜!!
yuka
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